2005年05月19日

好きになった女(ひと)5

ジナイーダ (Zinaida)
 『はつ恋』<イワーン・セルゲーエヴィチ・ツルゲーネフ(1818〜1883)1860年作>のヒロイン。
主人公ウラジミール・ペトローヴィチは16歳の夏、避暑に赴いた別荘で初めての恋をする。相手は隣の別荘の娘、公爵令嬢ジナイーダ。美しく聡明な彼女は常に何人かの取り巻きにかしずかれていた。そんな彼女も初めて本気の恋をする。その相手とは。。。


『彼女は恋に落ちた』と、我ともなく、わたしの唇はささやいた。 ……『だが、いったい誰に?』




ああ、思い起こせばボクにも初恋があったはず。。。なんですが、よく覚えてません。
幼稚園のときの先生だったのか、
小学校1年生のときの双子の同級生だったのか、
中学校2年生のときの双子の同級生だったのか、
高校生1年生のときの生徒会の先輩だったのか。。。

随分と気の多い人間でしたね、ボクは。

高校時代はドイツ文学と太宰治に没頭してましたんで、ロシア文学なんて目もくれませんでした。重い、暗い、なんて勝手にレッテル貼って。
この『はつ恋』を読んだのはNHKラジオでやっていた朗読劇を聞いたのがきっかけです。
主演の少年を演じたのは誰なのか、声は覚えてるんだけど名前が出てきません。
でもヒロインのジナイーダは覚えてます。。。竹下景子さんでした。

まだ若く、才女として有名だった竹下さん。でも取り澄ました様子はなくて、ジナイーダのキャラに少し合わないんじゃないかな、と思ったんですが、なかなかどうして。
少年の前で気まぐれな優しさを見せる魅力的な女性、そして報われぬ恋に悩むまるで少女のような純真さ。こんなジナイーダの多重性をうまく演じていらっしゃいました。声で。

少年にとって美しき年上の女性、っていうのは永遠の憧れなんでしょうね。少なくともウラジミールとボクにとってはそうです。

おお! 憧れのお姉さんといえば、ウルトラセブンのアンヌ隊員がいました! これがボクの初恋、だったんだろうか?
posted by タレイラン at 02:09| 🌁| Comment(4) | TrackBack(2) | 好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「ジナイーダ」の大文字を見た瞬間、
えっっ、タレーさんって、M系?・・なぞと思ってしまいました☆
子供のとき初めて読んだ前半のジナイーダの印象が
強かったもので。。
何人もの男性をはべらせて翻弄する彼女のイメージが先に来ちゃった!!
年上のおねーさまにいぢわるされ、哀しみつつ歓んでいるタレーさんを思い浮かべてしまった!

でも、大人になってから読み返しときは、確かに、
後半の、本気の恋してからのジナイーダの心の揺れが
興味深く、
“あぁジナイーダってこういう女性だったっけ…”って思い出したっけ。。

ちなみに私の初恋は小1です! 小2で引越しちゃったので、卒業名簿もないんだよね〜☆彼はいずこで どうしているのかな。
Posted by ゆぅはぎ at 2005年05月30日 23:50
ゆぅはぎ様
そう、私はM系…なんてことはありませんって(笑)。多分。
かつて年上の女性に恋をしていたとき、その姿を見た友人が「まるでイヌのようだ」と言ってましたっけ。やはり翻弄され、適当にあしらわれ、それでも嬉しかったみたいです。

ゆぅはぎさんは小1でしたか。はっ! もしかして双子だったのでは! とすればボクの初恋の相手かもしれません。なわけないですね。

seesaaでずっと好きな女性を書いていましたが、「過去ログ」の下、「人気商品」の欄がブラジャーばかりになったのには参りました。現在食べ物の好き嫌いを書いてます。そしたら「人気商品」欄もそれらしいのに変わって、ほっとしてます。
Posted by タレーラン at 2005年05月31日 02:31
さっそくのTB,嬉しうございます♪

「愛しき女たち ベスト5」は、ただいま考え中なのですが、「斜陽」に出てくる主人公の母親は、すでに候補に挙がっております^^。
Posted by ぐた at 2005年08月02日 08:38
ぐた様 コメントありがとうございます。

『斜陽』のお母さまですか。
高校時代に読んだきりで内容がおぼろげなんで。。。冒頭のスープの飲み方くらいしか覚えてません(汗)。この機会にもう一度読み直してみます。
Posted by フーシェ at 2005年08月03日 12:02
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